底光りを追う

おたくがぐだぐだと書き溜めるところ。舞台感想とか。

炎上とその周囲への飛び火について

 

若手俳優さんが大炎上しているのを見て、あまりにも酷いなと思ったのでまたつらつらと書きます。

酷いなと思ったのは勿論炎上した俳優とか彼女とか流失写真とかに対してもあるんですけど、一番は周りの関係ない人たちです。今回一番被害を受けてるのも悲しいのも炎上俳優を応援していたファンであって、それに対して関係ない人たちが色々と言うのはお門違いだと思っています。ファンの人達は少なくないお金を払って舞台へ行き、グッズを買い、イベントへ参加してその俳優の為に、自分の為に応援してきた人達です。お金をかければ良いと思っているわけじゃないけれど、愛が深い人はやっぱりそれだけお金も使うだろうと思うし、ある程度お金をかけた人なら悲しいと思うのは当たり前じゃないでしょうか……。

それなのに「自分が付き合えると思ってたのか」「俳優も人間なんだから彼女くらい居て当たり前」って意見。そういう問題じゃないし論点がズレていることに何故気がつかないのか理解できません。そんな誰でも分かるようなことは理解した上で怒ったり悲しんだりしているんです。仕事にプライベートを持ち込む人は社会人としてアウトです。俳優も同じです。プライベートで何をやっていようと、仕事にそれを出したら駄目なんです。今回炎上した俳優は25歳なのである程度の歳だし、炎上2回目ってことなのでただ単に頭が弱いんだなと思いますが…。

 

炎上自体も酷いですがもっと酷い炎上もありましたし、これだけなら大変そうだな〜で終わってたんですけど、今回酷いのはその周りの関係ない人達なんですよね。具体的に言えば炎上していない俳優のファンが炎上俳優に擁護意見をリプライしたりしていること。どこにでもそういう人達は居ますが、何故関係ないのに自ら対岸の火事に突っ込んでいくのか。自分の推しは炎上しなくてよかったなくらいの気持ちで居ればいいんですよ。どうして炎上俳優を擁護したりそのファンを否定したりしたいのか、これも私には理解できません。

炎上俳優への擁護意見を送っている人達のアイコンとかプロフィールを見るとほぼ全員違う俳優を推してる人達だし、もっと言えば私の推していた俳優の写真をアイコンにしてたりする人が非常に多くて笑いました(これはただの私怨です)

誰がどう見ても佐藤のファンは頭おかしいし佐藤のこと嫌いになりそうだわ、とツイッターで見かけたツイート見て泣きました。これだから同担は嫌いです。分母が大きくて悪目立ちするんだから大人しくしていてください。私は貴方達が嫌いだから彼のファンをやめました。時間が経って少しずつ気持ちが整理できてきたところでまたしても推しのファンの悪評が見えてしまって悲しくなりました。推しは何も悪いことしてません。ファンの行動ひとつで推しのイメージが悪くなること、お願いだから分かってください。学習してください。大人しくしている他のファンまで被害を受けます。

 

ファンを降りたのにこんなことぐだぐだ言いたくなかったですが、あまりにも目に付いたので吐き出しました。まあ何が一番悪いって炎上した俳優なんですけど、無関係の人達によって被害を拡大させることもできるんですよね。自分の推しがどう思われるのか今一度考えて自らの行動を省みてほしいと思います。

炎上した俳優擁護する人達とは一生分かり合えないと思います。

推すことをやめました

 

タイトル通りなんですけど、自分の心境の変化というか、考えとか、そういうのをまとめときたいなと思ったので久々にブログ書いてます。

 

前々から色々と不満が蓄積していました。それは別に私が推していた俳優のせいばかりではなく、私のせいだったりファンのせいだったり。でも大きいのはファンかな。やっぱり一緒に応援していく人達と合わないのは辛かった。周りなんか気にしなければいいじゃんって思う人もいると思うんだけど、私はそうなれなかった。

現場に行くと声の大きいオタクは推しが同じ。態度が大きい。それだけでも私は耐えられなかった。劇場のロビーで大声で〇〇が〜〜!!とか、ガチャで推し以外が出たらこいついらねえとか言ってるの私と同じ俳優推してる人ばかりだった。同類だと思われたくなくて、グッズ交換の時この俳優推してますって言えなかった。推してる俳優の名前出したら大変ですねって言われたことある?

推しは二次元のキャラクターを演じることが多かったしファンもそういう作品から入った人ばかりだったし、まあそれは私もなんですけどとにかく某ジャンルオタクの幅の利かせ方ったらなかった。

そのジャンルの舞台見に行くのにグッズをつけるのは分かる。それが原作から出たものでも、舞台派生グッズでも良いと思う。痛バッグも実際見るとうわ…とは思うけれど、そこまで私に言う権利ない。でも、そのキャラを演じた俳優そのもののイベントにそれをつけて行くのはどうなんだろう。推しの初主演映画、みなとみらいであった上映会プラストーク付きイベに参加してきたけど、某ジャンルのグッズつけたオタクばっかだった。多分そういう人って俳優そのものをめちゃくちゃ好きなわけじゃないんだと思う。私は確かに二次元から入ったし、古参なわけでもなかったけどその辺の分別はついてた。この人はこのキャラを演じてたけど、今はもう違うって認識がちゃんとあった。どんどん違うキャラを演じていってもちゃんと原作を予習はしたし、演じていない俳優そのもののこともそれなりに勉強した。それはその人のことをもっと知りたいと思ったからだし、そうさせるだけの魅力があったと思うから。余談ですが初主演映画、私には良さが全く分からなかった。パンフも買う気にならなかったし、終始気が滅入る映画で友人にも勧めようとは思わなかった。

 

もうひとつ、推し本人に対してです。私はずっとずっと、推しを変な人だなと思ってたしそういうところが好きだったので、ブログが変でも、ツイッターが変でも、常にマスクをして写真に写っていても彼らしいな、としか思わなかった。

だけど某舞台のDVDバクステや、さっきも言った映画の上映会で監督と行ったトークの時の態度の悪さがあまりにも酷すぎて、擁護出来なくなった。元からそんなに愛想が良い方じゃないんですよ。人間だからそういうこともあるよねと思う。だけど、自分よりずっと年上で、ずっと先輩の中に囲まれて、マスクは外さないし碌に喋らない、自分の映画なのにふざけてばかりでまともな話ひとつできないのを見てなんだか愕然としてしまった。私が彼を応援していたのは人として尊敬していた部分もあったから余計にそう思ったんだと思う。役作りは本当にすごいって今でも思うし、日替わりのアイディアとか、才能がないと出来ないだろうし。でもそれがあっても尚酷すぎる。いくらなんでも周りから可愛がられてる感が強すぎて、〇〇だから仕方ないよね、そんな周りに甘えすぎてるんじゃないかと思った。立場も仕事も人生経験も違うけど、同い年として礼儀が無さすぎるんじゃないかと。そこから気持ちがだんだん落ちていった。すごいところも確かにあるのに、周りに駄目にされていってるというか、本人が本人の可能性を潰してる気がする。

 

私はずっと彼を応援しながら、テレビに出て欲しいとか有名になって欲しいとか、2.5次元以外の舞台に出て欲しいとか思っていた。それは私の勝手な意見でありエゴであり、ただの希望でした。とにかく厄介なファンをこれ以上つけてほしくなかった。彼は2.5次元の役作りが得意だから、敢えてそれ以外のことをして成長した姿を見たいと思っていた。

だけど、2枚目の写真集を見て「この人は多分この路線で行くな」と分かってしまったから、大した希望も持てなくなってしまった。

その路線が顕著になったのがバンド活動。元々V系好きだもんね〜バンドやってたもんね〜良かったね。もうこの時になるとそのくらいしか感想が出てこなかった。それと同時にもう推せないな、とひっそり思って推すことをやめました。

彼を応援している時から、私が彼を推さなくなる時は若手俳優界隈から足を洗う時だ、と常々言っていました。おそらくそうなると思います。もう何年もかけて、いろんな舞台に通って手紙書いてプレゼントして、が出来るほどの情熱を捧げられる俳優は居ません。燃え尽きました。

でも俳優好きになったおかげで会えた人もたくさん居るし、舞台の楽しさも知った。まともな同担(正確には同担という言葉は不適切だけど)だと思っていた人たちはみんな推し変したから、やっぱり類は友を呼ぶってことなんだなと感じています。

私1人がやめたところで彼に何の影響もないと思うので特に彼に対して思うことは何もありません。ファンだった頃からおかしいところはおかしいと思っていたし、盲目にとにかく好き!という感じではなかったので周りから見たら多分そんなに変わらないと思われてるかもしれません。だけどもう舞台に通って手紙を書いて、とすることはまずないと思います。興味がある舞台に行くくらい。ひょっとしたらもう推しを見る機会は二度とないかも。でもそれでもいいと思ってます。

 

 

こんなことを思っている私も、ただの厄介なファンでしょう。一ファンとして、楽しかったけれどそれ以上に辛いことが多すぎた。きっとこれからも彼はファンに愛される存在だと思うので、真面目に問題を起こさずやってほしいなと思っています。ていうかバンド活動って何?意味がわかんない。俳優じゃないの?自分の好きなことやってファンがついてきて、今はそれでもいいかもしれないけれど、いつか絶対ファンは去っていく。その時どれだけ甘やかされていたのかを思い知ることのないように、ファンのことを大事にしてほしいです。なんて私が言うことでもないんですけど。ありがとうございました。